2011年 06月 22日
スパークプラグとエンジンの組み合わせ |
スパークプラグはとても色々な種類があるのですが、自分のエンジンにどのプラグは相性がいいのか気になる部分です。基本は標準適合品のプラグなのですが、ここでプラグを変更し更なるパワーアップができるのではと考えたくなるのは車でもバイクでも農林機器でも一緒です。手持ちのエンジンが少しでも以前より頼もしくなるのは魅力です。
効果がわかりやすい刈払機の26cc2ストエンジンに手持ちのBM6A、BPM6Y、WSR6F、CJ8Yを取り付けて試してみました。このエンジンの適合プラグはCJ8Y(BPM6A、BPM6Y(NGK)、W20MP-U(ND))で、小型エンジン用の中心電極が突き出しているバンタムタイプです。
BPM6Yは中心電極に切り込みが入っていて着火性が向上したグリーンプラグ、BM6Aはバンタムタイプではない標準タイプ、WSR6F(BOSCH)は機械屋さんなどで取り扱っているバンタムタイプのものですが、BPM6系やCJ8Yと比べると外側電極との火花ギャップ間が狭まっていて、太い火花が出るのが特徴のようです。どれも同じ長さですからBPM6Aが装着できるエンジンに装着可です。すべてNGK熱価6同等品です。
左からBPM6Y、WSR6F、CJ7Yの写真です。今回はCJ7Yは登場していませんが、熱価が違うだけで外観はほとんどCJ8Yと変わりません。
すべて装着して作業してみたところまずはBM6Aのみ大きな変化があり、中心電極の位置が変わると空燃比が変わるようでエンジンの性格は大きく変わり、今回は思うようにパワーを発揮できないようでした。プラグを取り外すとややくすぶっていました。
WSR6Fは適合プラグに対して、適当な空燃比にセッティングしていても着火するほど着火性が高く着火性に関してはダントツで一番ですが、真夏は少し焼ける感じがする事と、火花ギャップ間が短いので使用中はギャップ間隔が狭まらないようにたまに確認するように気をつける事が必要そうです。。手持ちの中では一番パワーがありとても頼もしいプラグで、普段使いにしています。刈払機ナイロンコードでの作業には燃調を濃くしてセッティングしています。
適合プラグの中で一番使用感が良いのはBPM6Yです。BPM6Yは始動性が良く動作安定性もすぐれています。一番信頼できるプラグです。CJ8Yの使用感は悪くなく安定性もいいと思います。CJ8Yの良い所は家の近くにあるコメリホームセンターなどあちこちで見かけます。どこでも気軽に入手しやすいという点では優れていると言えます。
あとはメーカーなどの好みでしょうか…個人的には動作安定性重視ならBPM6YやCJ8Y、チェンソーなどで瞬間的にパワーを重視するとか、チップソー刈りでの低速回転中心の作業ならWSR6Fがいいかな。意外なのはたった数ミリ中心電極の位置が違うだけでこれほどエンジンの動作に変化があるとは…中心電極は選定に大事なポイントだとわかりました。
中心電極の位置を出しすぎるとピストンにぶつかり破損する事もあるそうなので、こうなってしまうと修理費はかなり高額になると思われます…中心電極を突き出す時は事前にメーカー確認した方がよさそうです。
写真のCJ7Yを取り付けてみると夏場の高速回転での作業などはオーバーヒートしにくく安定して作業できるようですが、熱価が違ったプラグを取り付けるときはトラブルもあるそうなので慎重になった方がよさそうです。ただ今のところCJ8Y→CJ7Yへと熱価を1段階変えてみてもトラブルは起こっていませんので、この手持ちのエンジンに限っては大丈夫だと思います。
効果がわかりやすい刈払機の26cc2ストエンジンに手持ちのBM6A、BPM6Y、WSR6F、CJ8Yを取り付けて試してみました。このエンジンの適合プラグはCJ8Y(BPM6A、BPM6Y(NGK)、W20MP-U(ND))で、小型エンジン用の中心電極が突き出しているバンタムタイプです。
BPM6Yは中心電極に切り込みが入っていて着火性が向上したグリーンプラグ、BM6Aはバンタムタイプではない標準タイプ、WSR6F(BOSCH)は機械屋さんなどで取り扱っているバンタムタイプのものですが、BPM6系やCJ8Yと比べると外側電極との火花ギャップ間が狭まっていて、太い火花が出るのが特徴のようです。どれも同じ長さですからBPM6Aが装着できるエンジンに装着可です。すべてNGK熱価6同等品です。
左からBPM6Y、WSR6F、CJ7Yの写真です。今回はCJ7Yは登場していませんが、熱価が違うだけで外観はほとんどCJ8Yと変わりません。
すべて装着して作業してみたところまずはBM6Aのみ大きな変化があり、中心電極の位置が変わると空燃比が変わるようでエンジンの性格は大きく変わり、今回は思うようにパワーを発揮できないようでした。プラグを取り外すとややくすぶっていました。
WSR6Fは適合プラグに対して、適当な空燃比にセッティングしていても着火するほど着火性が高く着火性に関してはダントツで一番ですが、真夏は少し焼ける感じがする事と、火花ギャップ間が短いので使用中はギャップ間隔が狭まらないようにたまに確認するように気をつける事が必要そうです。。手持ちの中では一番パワーがありとても頼もしいプラグで、普段使いにしています。刈払機ナイロンコードでの作業には燃調を濃くしてセッティングしています。
適合プラグの中で一番使用感が良いのはBPM6Yです。BPM6Yは始動性が良く動作安定性もすぐれています。一番信頼できるプラグです。CJ8Yの使用感は悪くなく安定性もいいと思います。CJ8Yの良い所は家の近くにあるコメリホームセンターなどあちこちで見かけます。どこでも気軽に入手しやすいという点では優れていると言えます。
あとはメーカーなどの好みでしょうか…個人的には動作安定性重視ならBPM6YやCJ8Y、チェンソーなどで瞬間的にパワーを重視するとか、チップソー刈りでの低速回転中心の作業ならWSR6Fがいいかな。意外なのはたった数ミリ中心電極の位置が違うだけでこれほどエンジンの動作に変化があるとは…中心電極は選定に大事なポイントだとわかりました。
中心電極の位置を出しすぎるとピストンにぶつかり破損する事もあるそうなので、こうなってしまうと修理費はかなり高額になると思われます…中心電極を突き出す時は事前にメーカー確認した方がよさそうです。
写真のCJ7Yを取り付けてみると夏場の高速回転での作業などはオーバーヒートしにくく安定して作業できるようですが、熱価が違ったプラグを取り付けるときはトラブルもあるそうなので慎重になった方がよさそうです。ただ今のところCJ8Y→CJ7Yへと熱価を1段階変えてみてもトラブルは起こっていませんので、この手持ちのエンジンに限っては大丈夫だと思います。
by tobiuo_feiyu
| 2011-06-22 00:45
| DIY