2012年 04月 01日
石油ファンヒーター修理あれこれ |
今年も石油ファンヒーターが故障する季節(なのかな?)がやって来ました。できればコロナの修理は勘弁してほしいと思っていたのですが、そんな中でとびきり難しいタイプのコロナが点火不良を起こしてくれました。同時に長府のファンヒーターもエラーで点かなくなってしまいました。
最初は長府の方から。スイッチを押して点火しようとするとエラーが表示され、ファンだけが回っているという症状。多分燃料がおかしいか、念のためにイグナイターも確認してみました。
1灯油タンクとフィルターを抜いて、中にある灯油をポンプで抜く。新聞紙やティッシュペーパーで汚れや異物を取り除く。
2中から出てきた灯油はホコリだらけで汚れていました。
3フロントパネルと温風吹き出し口を取り外す。
4上部パネルを取り外す。掃除のために外しましたが、イグナイターのメンテのみならはずさなくてもOKです。
5燃焼室を囲うパーツを取り外す。手前にネジがあり、手に持っている部品を手前へずらすと外れます。金属部品で手を切らないように注意。
6この機種はイグナイターを取り外してメンテできるようになっていました。とても簡単。
7紙ヤスリでやすりがけ。
8元通りに組み上げて終了。テスト試運転してOKなら終了です。
続いてはコロナです。温風シャッターとイオナイザー(イオン発生器)が付いていて、使う分にはいいのですが、一番メンテナンスしたくない、どうか故障しないで!と思っていた機種だったんですが、残念ながら想像以上に大変で労力を使いました…。症状は石油くさい煙ばかり出てきて着火できないというもので、おととしも別なコロナの機種でこの症状が起こり、修理しました。どんなファンヒーターでも出がちな問題だと思います。
1フロントパネル(本体下ネジx2)を取り外す。
2シャッターを動作させるアームのネジを外す。
3シャッターを下にスライドさせ取り外す。
4温風吹き出し口を支えているネジと、イオン発生器のケーブル(写真中央)を取り外す。
5温風吹き出し口を取り外す。
6フロントパネル裏のシャシー部品を取り外す。
7シャッターのセンサーとモーター、イオナイザーのケーブルをメイン基盤から取り外す。
8燃焼室が見えるようになりました。
9コントロールパネルを取り外す。フレキシブルケーブルと普通のケーブルをメイン基盤から外す。
10本体上部分を取り外す。タンクふたの部分にもネジがあるので忘れずに。
11プラスチックの台座を外して室温センサーを取り外す。
12ファンを取り外す。すごく汚れていました。ファンのケーブル(青)が短いので切らないように注意。
13ファンの裏側にネジx4があるので外す。
14燃焼室を持ち上げて、本体裏側部分を外す。
15燃焼室のカバーを外すネジは右側に2個。
15左側にも2個あるのでそれぞれ外す。
16ようやく核心部分へ。
17ラジオペンチを使って、メッシュ状の部品を取り外す。
18同じくラジオペンチでリング状の部品を取り外す。
19着火不良のイグナイター。カーボンのようなものが多く付着していました。
20ヤスリなどで落とす。紙ヤスリが一番良かったです。
21ウェットティッシュなどで清掃。
22元通り組み上げて、動作チェックをして修理完了です。
今回のコロナの方は自分にはちょっと難しいと感じました。機構も複雑になっているので、よほど興味があるなどの理由がない限りは修理に出した方が無難かもしれません。なおDIYでの修理の際は動作チェックを念入りに行なって、火災などのリスクがある事にもご注意を。いつものように修理は自己責任でお願いをします。。
最初は長府の方から。スイッチを押して点火しようとするとエラーが表示され、ファンだけが回っているという症状。多分燃料がおかしいか、念のためにイグナイターも確認してみました。
1灯油タンクとフィルターを抜いて、中にある灯油をポンプで抜く。新聞紙やティッシュペーパーで汚れや異物を取り除く。
2中から出てきた灯油はホコリだらけで汚れていました。
3フロントパネルと温風吹き出し口を取り外す。
4上部パネルを取り外す。掃除のために外しましたが、イグナイターのメンテのみならはずさなくてもOKです。
5燃焼室を囲うパーツを取り外す。手前にネジがあり、手に持っている部品を手前へずらすと外れます。金属部品で手を切らないように注意。
6この機種はイグナイターを取り外してメンテできるようになっていました。とても簡単。
7紙ヤスリでやすりがけ。
8元通りに組み上げて終了。テスト試運転してOKなら終了です。
続いてはコロナです。温風シャッターとイオナイザー(イオン発生器)が付いていて、使う分にはいいのですが、一番メンテナンスしたくない、どうか故障しないで!と思っていた機種だったんですが、残念ながら想像以上に大変で労力を使いました…。症状は石油くさい煙ばかり出てきて着火できないというもので、おととしも別なコロナの機種でこの症状が起こり、修理しました。どんなファンヒーターでも出がちな問題だと思います。
1フロントパネル(本体下ネジx2)を取り外す。
2シャッターを動作させるアームのネジを外す。
3シャッターを下にスライドさせ取り外す。
4温風吹き出し口を支えているネジと、イオン発生器のケーブル(写真中央)を取り外す。
5温風吹き出し口を取り外す。
6フロントパネル裏のシャシー部品を取り外す。
7シャッターのセンサーとモーター、イオナイザーのケーブルをメイン基盤から取り外す。
8燃焼室が見えるようになりました。
9コントロールパネルを取り外す。フレキシブルケーブルと普通のケーブルをメイン基盤から外す。
10本体上部分を取り外す。タンクふたの部分にもネジがあるので忘れずに。
11プラスチックの台座を外して室温センサーを取り外す。
12ファンを取り外す。すごく汚れていました。ファンのケーブル(青)が短いので切らないように注意。
13ファンの裏側にネジx4があるので外す。
14燃焼室を持ち上げて、本体裏側部分を外す。
15燃焼室のカバーを外すネジは右側に2個。
15左側にも2個あるのでそれぞれ外す。
16ようやく核心部分へ。
17ラジオペンチを使って、メッシュ状の部品を取り外す。
18同じくラジオペンチでリング状の部品を取り外す。
19着火不良のイグナイター。カーボンのようなものが多く付着していました。
20ヤスリなどで落とす。紙ヤスリが一番良かったです。
21ウェットティッシュなどで清掃。
22元通り組み上げて、動作チェックをして修理完了です。
今回のコロナの方は自分にはちょっと難しいと感じました。機構も複雑になっているので、よほど興味があるなどの理由がない限りは修理に出した方が無難かもしれません。なおDIYでの修理の際は動作チェックを念入りに行なって、火災などのリスクがある事にもご注意を。いつものように修理は自己責任でお願いをします。。
by tobiuo_feiyu
| 2012-04-01 01:57
| DIY