好きで意地悪したい訳ではない |
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これまで自分を中心とした視点から「意地悪」「意地悪」とくどいほど書いてきましたが、
落ち着いて考えて見ると、そもそも意地悪をする人は意地悪を好きでしたい訳でもないのかもしれません。
例えば「最初馬鹿にできると思っていた人→想像と違った」という事もあるのではないでしょうか。
誰だって自分が馬鹿にしていた人がイメージと違う人だとわかると、全然面白くないですものね。
そして最初馬鹿にしていた相手だから、「八つ当たりできる」と思うのでしょう。
ところが、八つ当たり後に相手がまたイメージとは違う行動を取ったなら不安になりますよね。
正直、怖いから近寄らないでほしいです。
そして、そもそもこちらは「他人を馬鹿にしよう。探り入れをしてためしてみよう。」という感覚がないから、なおさらわからなくなります。
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社会実験をしてみました。
・意地悪をやめてもらう方法を教えてください。
・底意地の悪い性格は、一生変わらないものですか?
という2つの質問を匿名で、ほぼ同時にしてみました。
結果は、後者の方が前者と比較して同じ時間内で約5倍の回答を得ることができました。
つまり、この実験結果からわかる事として
「意地悪な性格の人は、相対的に社会から愛されやすい。」
という事が推察できます。
裏を返せば「全くひねくれておらず、人を騙さず、芯から真面目で性格が良い人は何もしなくても嫌われやすい。行動、仕草、発言が鼻につく。」という事になるのでしょう。
これまでの人生経験が自分と異なるとわかるからです。
ちなみに「底意地の悪い性格は、一生変わらないものですか?」という質問に対して、回答結果の多くは「人間の性格は一生変わらない」というものでした。(あくまで一般の方々から集めた意見で、専門家の解析によるものではありません。)
私は意地悪な人に意地悪をやめてもらう指摘をするのは、私なりにその人のためだと思っていたのですが「それは時として残酷な話である」と言えます。
ショックですが、一部の人は「本当に最期まで性格が変わらない可能性」もあるかもしれません。
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本当に不勉強ですみませんが一生懸命に意地悪をしている人は、やはり距離を置いてあげる事が思いやりなのですね。
これまで必死に努力する事で自分なりに自分の性格を変えてきた私にとって非常に理解しづらい感覚なのですが、職場で相手から執拗に意地悪をされ続けている様な状況の場合、理不尽とは言え自分から引き下がり自分と気が合うお取引先を探すのが無難なのでしょう。
一旦そうなると関係性が修復できる可能性は稀のようです。なぜなら、前述のように一方の態度が全く変わる気がないのですから、いつまで経っても話が平行線になるはずです。
また、こうして職場の人間関係を俯瞰的に見ていると「人間の生き方は教育(他者からの指摘)でどこまでフォローする事ができるのか」とも思います。興味深いです。
引き続きご意見を募集しています。
http://www.greatgaia.com/11.html
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