巻物風に、臨書したものを仕立てようと思っています。
◇書いていて思ったことなのですが、
・筆字を書いている時に、墨が乾くまで待つのがいちいち時間がかかること。
・小筆書きなのに懸腕法(腕を宙に浮かせて書く方法)で書くのも、ぐらぐらして書きにくい。
…と思い、そこで「腕枕」なるものを作りました。
この腕枕を使うと、墨が乾かなくても、用紙を橋の下にくぐしながら書くことができるため、物書きの効率が上がるという便利モノです。
書画だけでなく、インクが乾きにくい万年筆やゲルインクボールペンなどにも便利です。
◇必要な材料
・100円ショップで売っている木工材料。
1.400x9x150mm (半切用サイズ)
2.足に使う小さい角材
・木工用ボンド、即乾タイプが便利。
◇作り方は、接着剤を使って板に足をつけるだけです。
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4.完成
ほか、毛筆体のサンプル書体を作るために蘭亭叙を全臨しています。
200204蘭亭叙01
200204蘭亭叙02
ひとつひとつ丁寧に作っています。見ててじれったい方は倍速機能を使って見てみてください。
いまのところ自分の手元にハンドスキャナがないため、まだ書体を読み込みできていない状態です。どこかで安く売っていないか探さねば。