15年くらい前の日記を振り返って読んでいました。
学生の頃に「親しくなると突然口もききたくないほど嫌いになる」という友達がいました。今もなぜだろう?と不思議に思っています。
彼に「なぜ口をききたくなくなったの?」と理由を聞いても「君には話したくない」と言いムッとしていて、私から彼に悪口を言ったりするはずもなく、険悪になる心当たりは特にありませんでした。
その後はそのまま放っておけばなおるだろうと思っていましたが、結局疎遠になってしまいました。
私としては一度友達だと思えた人とはずっと仲良くしたかったのですが…心残りです。
色々考えてみたのですが彼に何を言っても険悪になる理由は、
・友達と親しくなる
→深い関係をきずいてゆく
→自分の心の中から不安や嫉妬など様々な感情が出てくる(のでは?)
→そうゆうネガティブな感情を友達に伝えるのは間違っている
→伝えたくはないが、はっきり言いたい気持ちもある
→そんな事を考える自分が嫌い
→そしてはっきり言うと友達ではなくなってしまうかもしれない
という自己矛盾や不安や葛藤からなのではないかとも思えました。
では「親しくなると嫌いになる」のなら「険悪になったら疎遠にすればいい」のでは…それが最善な方法かはわかりませんが。
毎日会わなくても、会話などしなくても、たとえ一度険悪になったとしても、お互いにそうゆう部分が分かり合えたなら、それはそれで友達だと思う(むしろ親友と呼べる)から。
私にとって対人関係は本当にむずかしいことと感じているのは今も昔も変わりません。
そうした中で、人それぞれの生い立ちや生き方や人生観などから作られる「人との接し方」に対する考え方に一定のパターンがあるとするなら、どんな人に対してもそれぞれに対応した接し方が必ずあるのでは、
そしてそれが人としてお互いの思いやりや信頼、尊敬に繋げてゆく事ができれば、より良い対人関係を築く何かのヒントを得る事ができるのでは、と思いたい今日この頃です。